マネックスのミニ株(ワン株)の手数料は、約定代金の0.5%(最低手数料48円)(税抜)です。
一方で、株式売買手数料は以下の通りです(税込み)。なお、一日定額手数料コースもありますが、私は大量に売買するわけではないので、通常の取引毎手数料コースを利用しています。
- 約定代金 10万円以下: 108円 (0.108%)
- 約定代金 10万円超 20万円以下: 194円 (0.097% - 0.194%)
- 約定代金 20万円超 30万円以下: 270円 (0.090% - 0.135%)
- 約定代金 30万円超 40万円以下: 378円 (0.095% - 0.126%)
- 約定代金 40万円超 50万円以下: 486円 (0.097% - 0.122%)
- 約定代金 50万円超100万円以下: 1,080円 (0.108% - 0.216%) (成行)
1,620円 (0.162% - 0.314%) (指値) - 約定代金100万円超 : 0.108% (成行)
0.162% (指値)
ミニ株の税込手数料が0.54%なので、最大0.45%だけ余分に手数料がかかることになります。
例えば、20万円の株を購入した場合、通常取引だと270円で済むのに対して、ミニ株だと1,080円と810円だけ手数料が高くなることになります。同様に100万円の場合は、4,320円(=5400円-1080円)だけ手数料が高くなります。
一方で、2015年の日経平均の月足の終値の値動きを見ると平均0.9%(標準偏差5.2%)、絶対値で見ると平均4.4%(標準偏差2.9%)の値動きがありました(-8.2%~+9.7%)。
何が言いたいかと言うと、一ヶ月単位で見ると0.5%以上の値動きがあることはおかしくないということです。市場は拡大していく(株価も上昇していく)という考え方や、株主優待が得られるのは単元株からということから、早い時期に単元株を購入するというのは、それはそれで間違いではありません。ただ、高値掴みを回避するという考え方から、ミニ株を積み立てていくというのも、若干のコスト増になっても株価の値動きを考えると、それなりに妥当ではないかと考えています。
ちなみに、コスト増になっている手数料について、私はマネックスポイントで充当しています。
なお、日経平均の月足データは、株価データ倉庫のデータを利用させていただきました。